海の守り神である綿津見神社(わたつみじんじゃ)由来とアクセス
新宮港の近くには海の守護神といわれ漁師さんたちのパワースポットでもある綿津見神社(わたつみじんじゃ)を訪れた。「ワタ」は海の古語、「ツ」は「の」、「ミ」は神霊の意であるので、「ワタツミ」は「海の神霊」という意味になるそうです。
新宮町以外にも同名の神社がお隣の福岡市東区や古賀市にもあります。
新宮町ガイドによれば、かつて湊に住んでいた漁人が、1685年に新宮に移り住むと同時に磯崎鼻にあった磯崎神社と、氏神である南風湊宮を新宮に遷座ししたそうで。
湊に残った人たちは、近くに氏神が無くなったので、本村だった三苫の氏神である八大龍王社を分社してもらい、1730年に綿津見神社を建立したとあります」。
新宮町にある綿津見神社は新宮港から見渡す住宅街の中に高い所に鎮座しており、大きな鳥居をくぐると左右に狛犬がが迎えてくれます。
境内はさほど広くはなく無人です。
正月1月1日だけは御朱印を書いてくれるそうです。
周辺には駐車場がありません。
日本神話で最初に登場するワタツミの神は、オオワタツミ(大綿津見神・大海神)である。神産みの段で伊邪那岐命(伊弉諾尊・いざなぎ)・伊邪那美命(伊弉冉尊・いざなみ)二神の間に生まれた。
神名から海の主宰神と考えられている。『記紀』においてはイザナギは須佐之男命(素戔嗚尊・すさのを)に海を治めるよう命じている。
イザナギが黄泉から帰って禊をした時に、ソコツワタツミ(底津綿津見神、底津少童命)、ナカツワタツミ(中津綿津見神、中津少童命)、ウワツワタツミ(上津綿津見神、表津少童命)の三神が生まれ、この三神を総称して綿津見三神と呼んでいる。この三神はオオワタツミとは別神である[1]。この時、ソコツツノオノカミ(底筒之男神)、ナカツツノオノカミ(中筒之男神)、ウワツツノオノカミ(上筒之男神)の住吉三神(住吉大神)も一緒に生まれている。
また、上津綿津見神の子の宇都志日金析命(穂高見命)が九州北部の海人族であったとされ阿曇連(阿曇氏)の祖神であると記している。現在も末裔が宮司を務める志賀海神社は安曇氏伝承の地である。
また穂高見命は穂高の峯に降臨したとの伝説がある。 ※ウィキペディア出展
綿津見神社アクセス
福岡県糟屋郡新宮町湊297−1
JR新宮駅前から新宮町のコミュニティバスが出ています。
湊で下車して、徒歩3分。