車の盗難は駐車場での発生が最も多いようです。
うっかり、ロックをしていなかったり、短時間だからキ―を差したままにしておいたなど、注意していれば防げたかもしれないちょっとしたことで起こるのです。新手の手口では、追突事故をわざと起こし、スキをついて車を奪うということも起こっています。

高級車は海外に売られるケースがあるようで、まず戻ってこないと考えたほうがいいでしょう。車種別に見ても、高級RV車、高級セダンが狙われ率が高いのですが、全体的に言えば200万円未満の盗難車が約7割になっていて、なにも高級車だけが狙われるわけではないようです。

車のいたずら防止や家の防犯に！！

単三電池を入れ、車のフロントにおいて、動きがあったときだけ撮影。

キ―を抜いてドアをロック、窓の完全開閉を徹底

車の盗難防止の基本は、キ―を抜いて、ドアをロックし、窓を完全に閉めておくことです。ほんの2，3分の間車を離れるだけだからと、うっかりこの基本を怠ると盗難に合うかもしれませんよ。

ステアリングロックを利かせる

車には、キーを差しこまないとハンドルがロックされる仕掛けがあります。
車を止めるときには、ステアリングロックをリかせるようにしましょう。その他、棒状の金具をハンドルに取り付けるタイプのステアリングロックも市販されていますよ。

カギの扱いに注意

ダッシュボードなどにスペアキーを隠して置く人がいますが、容易に見つかってしまいます。
ドアを不正に開けられて、車内に侵入された場合、スペアキーで簡単に車を乗り逃げされます。カギの扱いには十分に注意を。

監視の行き届いた駐車場を利用しましょう。

家から離れた駐車場から車を盗まれるケースが約6割りにも達しています。できれば夜間でも人通りが多く、防犯ライトがついているなど、管理がしっかりした駐車場を利用することが大切ですね。

長時間の路上駐車は絶対にしない

食事、ショッピングなどで長時間駐車する場合狙われやすい。また、路上駐車は法令違反になるので絶対にやめること。暗い場所に止めるなど論外。

自宅の駐車場にも防犯対策を

自宅から離れた駐車場でなくても、車窃盗犯は高級車なら家の駐車場からでも盗んでしまいます。センサーライトを付け、できるだけガレージに入れるなどの対策をとりたいものです。

車をぶつけられたら、キ―を抜いて車外に出る

ドライバーがキ―を抜かずに車外に出たスキに車を盗む犯行が増えています。アクシデントがあった場合、あわてずにキ―を必ず抜いて車外に出ることです。

駐車場でタイヤへの異物点検を

発車すると、音がするように、駐車中の車のタイヤに異物を取り付け、音に気づいたドライバーが車を降りた中ン関に、車を奪う手口も発生しています。駐車場でタイヤに異物が取り付けられていないかチェックしましょう。

盗難防止装置を付ける

車の盗難を防ぐシステムや様々なグッズが市販されています。

車上荒らしにも注意を

車の盗難と同じように車上荒らしも大きな問題です。
車の中にある金銭だけでなく、免許証、パスポートなどを狙う泥棒もいます。貴重品、免許証、パスポートなどは中に絶対に置かない、外から見える場所に絶対に置かないことです。

バイク盗難の手口と防止対策

手口の数々

• キ―をコピーしたり、スペアキーでカギを開ける
• 窓のすき間から針金で解錠し、車内に侵入する
• ドアハンドル、ドアキーシリンダーを破壊して解錠する
• 金具などでハンドルをロックしたステアリングロックを破壊してエンジンをスタートさせる
• レッカー車で運び去る

バイク盗難防止策

盗難防止用の装置、工具などを備え付ける。

ココセコムの利用

セコムが提供する盗難車探索システム。位置情報、異常監視、現場急行サービスなどからなっており、盗難車発見に威力を発揮します。

GPSを用いて車の位置が動いたことを認知し、要請によって現場にかけつけるもの。

イモビライザー

キーと車の電子的な照合ができないとエンジンが稼働しない装置。>窃盗犯が複製コピーしたキーを使ってもエンジンがかからない。

警報タイプ

車を盗もうとした際に起きる振動や衝撃などをセンサーがキャッチして、大きなサイレンを鳴らすもの。ただし、強風、地震などにセンサーが反応して誤作動する場合があります。

バイク盗難は数の上からだと車よりも倍近く多くなっています。
バイク盗難の手口は、不法入国者によると思われる、短時間で高級バイクを路上で盗むような荒っぽい手口が目立ちます。これらの盗難バイクは、海外に売り飛ばされるケースも多く、盗難バイクが戻ってくる確率は極めて低いようです。

• ツーロックで盗みに時間をかけさせる

通常のロックだけでなく、Ｕ字ロックなど頑丈なカギを二重にかければ、バイク窃盗犯が盗み二時間をとられると考えて犯行をあきらめることもあります。

1. ケーブルロックを固定物にくくりつける
2. 車種がわからないようにカバーをかける
3. 人目につきやすい、明るい駐車場に置く
4. 盗難防止装置を付ける
5. ネットのバイク盗難情報を活用する

ネット上で捜索を依頼すると有力な手掛かりを得ることも可能です。

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