墓石を選ぶといっても洋服などを選ぶと違って、経験がないだけに、いざというときに困らないためにも対処法を知っておれば安心。基本的には墓石を扱っている石材店選びからスタートします。
信頼のおける石材店選びが、いい墓石選びの近道です。
墓石選びで失敗しないためには
そのためには何回か石材店を回って比較するのが一番です。
相見積もりでなくて、店頭のサンプルの細かな部分まで目を光らせて技術力をチェックするのがいいです。
例えば、新宮町に「はせがわ新宮店」があります。全国的に有名な「お仏壇のはせがわ」では、自社で石材販売から墓石の製造まで一貫してやっているので、見積りもかなり安く出してくるケースもあります。はせがわ各店舗には、墓石の見本もあるので、細かいところもチェックできる上、福岡の場合には、はせがわが管轄する墓地の見学にも無料で同行して、詳しく説明してくれるので助かります。
はせがわのように良心的な店であれば、保証書も発行してくれたり、購入後の応対もきちんとやてくれるかどうかも事前に尋ねられるので心強いです。
またパンフレットを取り寄せた後の見学したいお墓の見本などあれば墓地見学会も無料で同行してくれます。
こうして知識を増やしていくことも、いざという時に困らない対処法ではないでしょうか。
実際に墓を見学すれば、自分でどんな墓がいいのかイメージすることもわかりやすくなります。
墓の種類は、縦長の和型や、芝生の霊園などでお目にかかる横向きの洋型、壁にプレートがはめ込まれた壁型などがあります。
最近ではサッカーボール型やギター型、釣り竿を、かたどったりと故人の趣味を墓石にする人も珍しくありません。
墓のタイプも家族墓や夫婦単位の墓、故人たいんの個人墓とさまざまあります。
これらの墓のタイプについては、墓地や霊園によって制約もあるので注意しよう。
僕が見学に行った新宮霊園では係の人がわかりやすく丁寧に説明してくれたので非常に勉強になりました。
墓石の予算はどうやって決める?
ネットで調べてわかったのですが、墓石の購入費用には、墓石自体の価格と加工料、施工費が含まれます。
墓石の種類は200種類とも言われますが、主流は御影石。このうち再考急登されるのは香川県で取れる庵治石。(下図参照)
加工料については中国産の場合、既成品として石代に含まれるケースが多いようです。
外柵も値段を決める大きな要素です。
石の使用料が本体よりも多くなるため場合があり、質を落としても値段が同じくらいにになることもあります。
悪質な業社にひっかからないために、十分な調査や見学を行って決めていくのがいいでしょう。
調べてわかった墓石購入費用を抑える
墓石の原石の値段は業者によっても違うし、また墓地がある地域、霊園によっても違う摩訶不思議な流通経路となっているがわかった。そうは言っても素人には的確な判断をすることは難しい。だけどぼられたくないのが正直な気持ち。そのためには、できるだけ費用を抑えてお墓を持つには墓石の種類と価格について知っておきたいものですね。
一番の方法は、複数の霊園に足を運び、石材店に見積りを出してもらう方法です。
ただし、これも注意が必要で、消費者の鞭につけ込み、安い墓石を高く売りつけるくる石材店もある。
例えば、最高級の墓石で「墓石のベンツ」と呼ばれる庵治(あじ)という石を人工的に模造して売りつける業者もあると聞きます。
これは、庵治には独特の、まだら模様が立体的に浮かび上がる「斑(ふ)」が特徴ですが、これを人工的に加工しているのです。表しか加工していないため、裏側に水をかけ斑が浮かんでこなければ偽物です。
一方、中国製の石もあります。
現在、流通している墓石の8割が中国製で、決して悪いわけではありませんが、加工のための人件費が低いため価格も安いのです。
目安として墓石の標準的な価格(八寸角)を下図にまとめています。
この価格を大きくはずれるようなら、疑ってかかったほうがよいとと思います。
また、石材店に保証書を求めることも大事です。優良な石材店であれば10年程度の長期保証を付けてくれます。
それを拒むような石材店ならやめたほうが無難かもしれません。
標準的な墓の購入費用
墓の価格は石材によって大き変わります。
墓の値段はとかく不透明で一般人にはわかりづらいというのが本音でしょう。
加えて、霊園や寺が指定した石材店からしか購入できない「指定石材店制度」の存在が、価格を釣り上げている原因でもあります。
指定業者になれば、競争原理が働かないわけだから、石材店にとってこんなおいしい話はありません。
では、どのようにして経費を抑えて墓を立てられるのか、標準的な墓を購入した場合の相場は次のようになります。
墓の価格は、墓石・工事費用、永代使用料、管理費の三つで構成されています。
永代使用料とは、墓用の土地を使用する権利のことですが、土地の所有権は購入者にありません。
そのため、土地の売買はできず、墓地を返還する際にはお金が戻ってこない点にも注意が必要です。
東京23区の民間霊園で標準的な墓、0.8平方メートルの土地に八寸角の墓を建てた場合、墓石・工事費用の石にもよりますが、100万円~170万円が相場といいます。これに永代使用料133万8000円、管理費用年間9818円が加わり、合計で235万~305万円程度が相場というわけです。
新宮町では全国の平均的な相場よりは安く、お墓の全てを含めて90万円~150万円(別途年間維持費18000円)で購入できるので、かなり割安です。かといってこれが間違いないと断言できません。なので新宮霊園やはわがわが紹介する業者から見積りをとるなどして比較してみましょう。
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