墓石の代わりに樹木を墓標とするかたちの墓を一般的に樹木葬と呼びます。新宮町には新宮霊園という広大な敷地に樹木葬ができる区画があり見学に行ってきました。

新宮霊園の樹木葬

そもそもは、1999年に岩手県一関市の知勝院が里山保護を目的に行ったのが始まりと言われ、死後は「狭い墓石の下に入るよりも、自然に還りたいという人たちの共感を得て急速に広がっています。

桜の木立を墓に見立てる場合が多く、新宮町内にある有名な新宮霊園には桜が満開する風景に近所の方も花見に来られます。

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このように埋葬する遺骨ごとに樹木を植える場合や、既に植えられている樹木をシンボルとして、その周辺に埋葬する場合などがあります。
墓碑として使用される樹木は、植樹する地域で生育でき、生態系に影響を及ぼさないなどの配慮がなされています。
樹木の種類としては、サクラやツツジなど花が咲くもののほか、紅葉の美しいカエデ類、クスノキなどの常緑樹が選ばれることが多いです。
現在、樹木葬を行っている寺院や霊園は全国にもあり、これから増えて行きそうな気配もあります。
それは、新宮町をはじめとして福岡県内にある地方自治体も関心を示していることからうかがえます。

樹木葬のメリット・デメリット

【メリット】

• 自然保護、自然回帰などの考え方に合い、自然に還りたいという故人の遺志を尊重できる
• 一般墓を建立するよりも、墓石代などがかからないため費用を安く抑えることができる
• 永代に渡り供養と管理をしてくれるため、親族がお墓を管理する必要がない

【デメリット】

• 樹木の苗が根付かなかったり枯れてしまう可能性がある
• 自分で植樹する樹木の種類を選択できない場合がある
• 一度埋葬してしまうと遺骨を後から取り出すことができない

日本最大級のお墓ポータルサイト【いいお墓】より

所在地： 〒811-0102 福岡県糟屋郡新宮町立花口１４６
時間： 9:00
電話： 0120-089-049
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